特定契約【損害保険用語】

特定契約とくていけいやくとは

代理店自ら人的または資本的に密接な関係を有する者(特定者)を保険契約者または被保険者とする保険契約

保険会社向けの総合的な監督指針の「Ⅱ-3-3-6」によると、「所属代理店が、自らと人的又は資本的に密接な関係を有する者を、保険契約者又は被保険者とする保険契約(特定契約)の保険募集を主たる目的(取扱保険料に占める特定契約の保険料の割合が5割を超える事)とする事は、保険業法295条の趣旨にてらして問題がある」として一定の規制がされています。

特定契約が可能な範囲は、個人代理店と法人代理店とで異なります。

個人代理店の特定契約が可能な範囲

  1. 代理店本人と生計を供にする親族(姻族を含む)および生計を供にしない2等親以内の親族(姻族を含まない)
  2. 代理店本人又は配偶者もしくは2等親以内の親族が常勤役員である法人(法人でない社団または財団を含む)

法人代理店の特定契約が可能な範囲

  1. 法人代理店と役職員の兼務関係(非常勤、出向および出身者を含む)がある法人
  2. 法人代理店への出資比率が30%を超えるもの