参考純率【損害保険用語】

参考純率さんこうじゅんりつとは

損害保険会社が保険料率を算定する際に利用する、純保険料率の参考値

損害保険の保険料率は、保険金に充当する純保険料率部分と保険事業を営む為の部分等に充当する付加保険料率部分によって構成されています。

損害保険料率算出機構は、会員である損害保険会社から報告されたデータに基づいた統計と保険数理を用いて、将来発生する事故によって支払われる保険金等を予測して純保険料率を算出し、金融庁長官に届出をします。

料団法損害保険料率算出団体に関する法律)」の2条1項5号には、この純保険料率を「参考純率」という事が書いてあります。

会員の損害保険会社は、これを参考に純保険料率(参考純率)を決定しています。

損害保険料率算出機構が参考純率を算出する事が出来る保険の種類は、自動車保険火災保険傷害保険医療費用保険介護費用保険です。

なお、会員保険会社には参考純率を使用する義務は無いのですが、参考純率を使用して認可申請(もしくは届出)した場合は、金融庁長官が審査するにあたり、使用した参考純率部分については「料率の三原則」(料率団体の算出する参考純率および基準料率は、合理的かつ妥当なものでなければならず、不当に差別的なものであってはならないということ)に適合している事が勘案されます。(料団法9条の2第4項