航空保険【損害保険用語】

航空保険こうくうほけんとは

各種航空危険を対象にした保険の総称

航空保険には、機体保険、第三者賠償責任保険、乗客賠償責任保険、貨物賠償責任保険、航空機搭乗者傷害保険等があります。

機体保険

航空機自体について生じた墜落、不時着、火災、爆発等の偶然な事故による損害に対して保険金が支払われる保険です。

第三者賠償責任保険

航空機に直接起因して機外の第三者の身体・生命を害したり、または財物に損害を与えた場合に、被保険者が法律上の損害賠償責任を負担する事によって被る損害に対して保険金が支払われます。

乗客賠償責任保険

航空機に搭乗中または乗降中の乗客の身体・生命を害したり、積載中または荷役中の乗客の手荷物に損害を与えた場合に、被保険者が法律上の損害賠償責任を負担する事によって被る損害に対して保険金が支払われます。

貨物賠償責任保険

航空運送事業者の取扱貨物に生じた運送過程中の紛失、損傷、延着もしくは取扱の誤りによる損害賠償責任を負担した事によって被る損害に対して保険金が支払われます。

航空機搭乗者傷害保険

搭乗者または乗務員の航空機搭乗中における急激かつ偶然な外来の事故による傷害に対して保険金を支払う保険です。

まとめ

航空保険の引受においては、定期航空会社の保有する大型機をはじめとして一般に高額な保険金額を必要とする場合が多く、1回の事故での損害が巨大になるという特徴があるので、安定した保険運営を行う為に世界的にプールまたはシンジケートという形で共同引受が行われるケースが多いです。

日本でも日本航空保険プールが結成され、危険の分散と国内消化の増進が図られています。