火災保険【損害保険用語】

火災保険かさいほけんとは

火災によって、工場・事務所・住宅等の建物、付帯の設備・機械・収容動産(商品・家財等)、その他保険の目的に生じた損害を補償する保険

火災保険の火災とは、「人の通常の用法に反した火力による燃焼作用であり、独立して延焼しうる状態にあるもの」という理解が一般的になっています。いわゆる火事がこれになります。

したがって、石油ストーブやファンヒーターで燃える火は、通常の用法に従っており、火災ではないですが、これが過熱して他に燃え移ると火災の定義の範囲になります。

ちなみにタバコの火がカーペットを焦がした場合は、「独立に拡大した火力となっていない」ので、火災にはあたりません。

火災保険は、補償する危険・保険の目的の違いによって多くの種類があり、それぞれ普通保険約款と特約条項によってその内容が規定されています。

保険の自由化以降、損害保険商品は多様化し、火災保険についても各保険会社から標準約款と異なる商品が販売されていて、従来型の住宅火災保険住宅総合保険の代わりに財産総合保険火災総合保険等、新型の火災保険が主力となってきています。

ただし、商品名はもちろん、補償内容も各保険会社によって異なるので、確認する事が重要です。

最近の火災保険のトレンドは、以下の様な補償内容の商品が人気になっています。

  • 従来の住宅総合保険の補償に加えて、「不測かつ突発的な事故」によって保険の対象(建物や家財)に生じた破損・汚損等の損害を補償するもの(オール・リスクス補償型)
  • 台風、暴風雨、豪雨等による洪水、融雪洪水、高潮、土砂崩れ等の水災によって被った損害について、補償範囲を広げたもの
  • 明記物件について、一定金額まで自動的に補償されるもの