弁護士賠償責任保険【損害保険用語】

弁護士賠償責任保険べんごしばいしょうせきにんほけんとは

専門職業人の賠償責任保険の一種で、弁護士が「弁護士の資格」に基づいて遂行した業務に起因して、他人に損害を与え、法律上の賠償責任を負担する事によって被る損害に対して保険金を支払う保険

弁護士賠償責任保険は、被保険者である弁護士がその資格に基づいて行う全ての業務を対象とし、特定の業務だけを対象とする事は出来ません。

弁護士の業務には、弁護士が行う弁理士または税理士としての事務処理や後見人、保佐人、管財人等として行う法律事務を含みます。

また、事務所の弁護士以外の従業員が弁護士の履行補助者として行った業務も、対外的には使用者である弁護士が責任を負う事になるので、この保険の対象の範囲内です。

保険金として支払われる損害には、例えば以下の様なケースが考えられます。

  • 公判に出席しないで裁判が依頼人の不利益な方向に進んだ場合の裁判上失った利益等
  • 時効その他の抗弁が可能であるのに、これを見落としてしまった場合の上級審の費用等
  • 各種契約書、遺言状等の作成を依頼されたが、その作成に誤りがあって、依頼人等に損害を与えた場合等

上記の様なケースの場合に保険金が支払われます。