チルメル式【生命保険用語】

チルメル式とは

1863年、ドイツ人アクチュアリーのアウグスト・チルメル氏が考案したもので、契約の募集にかかった費用を、一定期間で償却する責任準備金の積立方式

チルメル式は、責任準備金の積立方法の一つで、事業費を初年度に厚くして、初年度以降は一定の期間(チルメル期間といい、5年、10年等の期間がある)で償却すると想定し、責任準備金を計算する方法の事です。

契約成立の最初の年度は、医師の診査費用、外務員の経費、保険証券の作成費等の経費が一度に掛かるのに対し、付加保険料は払込期間を通じて毎年均等という仮定のもとに計算されている為、契約の初年度の付加保険料では足りなくなります。

しかし、その不足部分を純保険料から借りて、借りた部分をそれ以降の付加保険料収入で償却(返済)していく方式がこのチルメル式になります。

チルメル期間中は、平準純保険料式の方が責任準備金が多く積まれます。(チルメル期間が終われば同じ)

現在の日本の生命保険会社は、平準純保険料式によって責任準備金を積み立てています。