マイクロインシュアランス【生保・損保の共通用語】

マイクロインシュアランスとは

主に開発途上国の低所得者層向けに設計・プランニングされた、低価格・低コストで提供される保険のこと

国際的な保険監督基準の作成を担う保険監督者国際機構(IAIS)による定義では、「マイクロインシュアランスは低所得者層を対象とし、多様な事業体によって提供される保険であるが、広く一般に受け入れられた保険実務の原則および慣行(IAISの定めた「保険基本原則」)に従って運用される。

ここで重要な事は、マイクロインシュアランスでカバーされるリスクは、保険原則に基づいて管理され、支払保険料は加入者の保険料によって賄われるという事である。したがって、マイクロインシュアランスの実務は、当該国内の関連法に基づき、当局の管理下に置かれるものである」と定義されています。

マイクロインシュアランスは、低所得者層の貧困緩和を目的とした小口金融の一つとしてローンに付帯される保険商品として始まり、その後に単独商品として発展してきました。

保険商品としては、定期生命保険、信用生命保険、傷害保険が多く販売されていますが、その他として財産保険、医療保険新種保険等があります。

マイクロインシュアランスの販売地域

現在では、インド、中国、インドネシア等のアジア、ブラジル、メキシコ等の中南米や南アフリカが多いです。

マイクロインシュアランスは、世界の低所得者層全体という観点から考えると普及度はイマイチですが、これは保険料規模に比べて固定費が高い事や、低所得者層が保険に対するニーズをしっかり認識していない事など、マイクロインシュアランス固有のものもあれば、当該国や地域において保険や金融制度が未整備な事も大きな理由になっています。