免責事由【生保・損保の共通用語】

免責事由めんせきじゆうとは

特定の事由が発生した場合に、保険者保険金給付金支払の義務を免れる事

保険者は保険事故が発生した場合に、保険契約に基づいて保険金や給付金支払の義務を負っていますが、この義務を免責事由として保険法によって定められているものと、保険約款によって定められているものとがあります。

保険法による免責事由は、戦争やその他の何かしらの混乱によって生じた損害や給付事由、保険契約者被保険者または保険金受取人の故意または重大な過失によって生じた損害や給付事由等で保険金支払義務が免責になります。

保険約款による免責事由では、地震や津波、噴火等による自然災害等が免責事由になります。

さらに免責事由の例としては、自殺免責(保険法51条1号)というものがあります。

自殺免責とは、被保険者が故意に自らの生命を絶った場合に保険者の保険金支払義務を免れる事を指します。

ただし、保険約款では自殺免責期間(1年から3年が多い)が定められていて、この期間の自殺に関しては保険金を支払わない事になります。

逆に言えば、保険契約の締結から3年が経過した後に自殺してしまった場合、免責事由にはならずに保険者が保険金支払義務を負う事になります。

自殺免責は、モラル・リスクの観点から定められたもので、保険金を目当てに加入を防止する目的があります。