解除権消滅【生保・損保の共通用語】

解除権消滅かいじょけんしょうめつとは

解除権を行使できなくなること

保険者に長期的に解除権があるとすれば、契約の不安定な状態が続いてしまいます。

したがって、解除権は保険者が解除の原因を知った時から「1ヶ月間にこれを行使しない時」、または「保険契約の締結の時から5年が経過した時」には解除権は消滅します。(保険法28条4項「損害保険」、55条4項「生命保険」、84条4項「傷害疾病定額保険

解除の原因を知った時とは、「保険者が解除権行使の為に必要な諸条件を確認した時」の事です。

なお、約款では保険契約が責任開始日から2年を超えて有効に継続した時は解除権が消滅すると定めるのが一般的になっています。

被保険者が責任開始日から2年経過後に死亡した場合には、解除権が消滅するので、保険法の定める除斥期間も短縮されますが、その日から2年以内に死亡した場合には、契約が2年以上継続しなかった事になるので、解除権は消滅せずに除斥期間は短縮されません。