保険約款【生保・損保の共通用語】

保険約款ほけんやっかんとは

保険契約において、一方の契約当事者である保険者が、あらかじめ定めた保険契約の内容に関する条項の事

保険者の取り扱う保険契約において、基本的な事項は保険法に規定されていますが、保険法の規定だけではまだ不十分な部分があり、尚且つ多数の同種の契約を迅速・円滑に処理することが困難であることから保険約款が予め用意されて使用されているのです。

保険契約者が保険約款を十分理解しないまま保険契約を締結した場合でも、保険契約は有効であるという保険約款の拘束力が認められていますが、保険契約者が不利益にならないように、保険法では「片面的強行規定」に違反する保険約款は無効となります。

つまり、保険契約者が不利になるような約款規定は無効になるという意味です。

また、保険業法では保険者は保険募集に際して、保険契約者等に重要事項説明書を交付して、契約条項の重要な事項を説明することを義務付けています。

また、保険約款には、一般的・標準的な保険契約の内容をあらかじめ保険者が定型的に定めた普通保険約款(普通約款)と、個々の契約においてその内容を変更・補充・排除する特別保険約款(特別約款、特別条項または特約とも呼ばれる)とがあります。