保険仲立人【生保・損保の共通用語】

保険仲立人ほけんなかだちにんとは

保険の専門家として、保険契約者と保険会社との間に立って、保険契約を締結・媒介する事を仕事とする者

保険仲立人とは、欧米における保険ブローカーと同じ機能や役割を持つ人の事です。

保険仲立人は、保険会社との委託契約関係は無く、契約者の為に誠実に保険契約締結の媒介を行う義務(ベストアドバイス義務)を負っています。(保険業法299条)

保険仲立人制度は、保険商品の販売チャネルの多様化や、競争促進による利用者利便性の向上を図る等の目的から、1996年4月施行の保険業法において新たに導入された制度です。

保険仲立人は、保険会社から独立して顧客(保険契約者)から指名を受け、顧客のために保険契約の媒介を行います。この点が保険会社の販売委託を受けた代理人である保険代理店との主な違いになります。

保険仲立人になるには、日本保険仲立人協会が実施する仲立人試験に合格し、内閣総理大臣への登録申請が必要です。

保険業法では、保険仲立人の役割・機能を明確にするために、保険仲立人と損害保険代理店・生命保険募集人等との兼業を禁止しています。

保険仲立人は、保険会社からの委託を受けることなく保険契約の締結の媒介を行う者であるので、保険契約締結権、告知受領権、保険料領収権が与えられていないのです。

また、保険募集に関して保険契約者に与えた損害については、保険仲立人自身が賠償責任を負う為、保険契約者保護の観点から、保険仲立人に保証金の供託が義務付けられています。