片面的強行規定【生保・損保の共通用語】

片面的強行規定へんめんてききょうこうきていとは

契約者・被保険者に有利な内容であれば保険法の条文に反する内容でも約款は無効にならないが、保険契約者保護の立場から、保険法の規定よりも保険契約者、被保険者、保険金受取人に不利な内容の約款の定めは無効とするという強行規定

保険契約においては、保険約款が重要な役割を果たしていますが、約款が保険法の規定と異なる定めをした場合、保険法の規定よりも保険契約者等に不利な場合には約款に定めてあっても無効になります。

この様な保険法の規定を片面的強行規定といいます。

片面的強行規定の具体例としては、以下の6つが代表的な例になります。

  1. 告知義務(保険法4条、37条、66条)
  2. 超過保険(保険法9条本文)
  3. 保険給付の履行期(保険法21条1項・3項、52条1項・3項、81条1項・3項)
  4. 告知義務違反による解除(保険法28条、55条、84条の各1項から3項まで)
  5. 危険増加による解除(保険法29条、56条、85条の各1項)
  6. 重大事由による解除(保険法30条、57条、86条)

上記の様なものが片面的強行規定の例となります。