アームズ・レングス・ルール【生保・損保の共通用語】

アームズ・レングス・ルールとは

金融機関とそのグループ会社等関係者の間の取引条件を、対グループ外取引と同様の条件に規制する事により、当該金融機関の経営の健全性や取引の公正を確立するためのルール。独立当事者間基準ともいう。

アームズ・レングス・ルールとは、「誰に対しても同じ手の長さの距離を置く」という意味で、子会社やグループ会社との取引を特別扱いや優先的な取引に利用することによって、クライアントの利益に被害が及ぶ事を禁止しているルールの事です。

保険業法では、「保険会社はその特定関係者(保険会社の子会社、保険会社を子会社とする保険持株会社等)、または特定関係者のクライアントとの間で、保険会社の取引の通常の条件と著しく異なる条件で行う資産の売買、その他の取引を行ってはならない」という趣旨が定められています。(100条の3第1号)

ただし、その保険業法において、弊害防止措置の例外として、「当該取引または行為をすることにつき、内閣府令で定めるやむを得ない理由(保険業法施行規則54条の3)がある場合においては、内閣総理大臣の承認を受ける事によって取引する事ができる」と定められています。

このアームズ・レングス・ルールは、銀行法13条の2や金融商品取引法44条の3第1号と4号に同じ趣旨の規定が定められています。